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本要約

目からウロコのコーチング要約:仕事も家庭もコーチングで変わるかも!

子供が勉強してくれない。部下が自主的に仕事をしてくれない――。
こんな悩みがありませんか。私はめちゃくちゃあります。
これ、親や自分がコーチであると捉えるとこの状況を作り出しているのが自分かもしれないんです。
でも、この本を読めば明日から状況が変わるかも!
そんなふうに思える本。
播磨早苗さんの『目からウロコのコーチング』の紹介です。
明日からのコミュニケーションが一変して、コーチングを試してみたくなる。
仕事はもちろん家庭にも活かせると感じる本です。
全社会人に読んで欲しい本だと思ったので書いてみました。
読んでみたいと感じたらぜひ読んでみてください。なんとKindleUnlimitedでも読み放題です。

コーチングの魅力

この本最大のポイントは、「会話によって相手の優れた能力を引出し、自発的に行動することを促す」方法を学べることです。
家庭では子どもの存在を認め感謝を伝える接し方を学べ、
仕事では部下が自発的に行動する様になる手法を学べました。
特に私に響いたのは、相手が「答」をもっていることを信じることです。
これ、正直自分は全くできていませんでした。
我慢できずにすぐ答えを教えたり、指示したり。
これで子供や部下が積極的に動かなくなっていることがわかりました。
自分が答えを伝えたくなるのをこらえる。
すると子供や部下の優れたを引出され、自発的にかつ、大きな成長を促すことを知れました。
この本を読んでいると自分がコーチとしての知識が増えるだけでなく、自分がコーチングを受けたいなという気持ちもメキメキ湧いてきました。
私はこの本を読んだ直後にGPTsでこの本で学んだことを学習させて自分専属コーチを作ってしまいました。

コーチングの基本フロー

本書では、コーチングは以下の基本フローで行うこととなっています。

  1. 目標設定:まず、相手が目指したいゴールを明確にする。
         ここが最重要と思います。解決したい課題を相手とコンセンサスを図ることが大事。
         ここを間違えると、核心の周りをぐるぐる回るだけの質問になってしまう。
  2. 現状把握:相手の状況や問題点を引き出します。
  3. 背景(原因)特定:課題の背景や根本原因に目を向けます。
             ここでの注意は、相手が主人公になるように質問すること。
             周りが主人公になってしまわないように注意。
  4. 行動:具体的な行動を促します。
       終わったら連絡をもらうなど、フォローの準備ができていることも伝えます。
  5. フォロー:計画を実施し、進捗を確認しながらサポートします。
         アドバイスは相手の自発的な行動を奪う可能性があるので、中止しながらやる。
         知りたい情報があれば言って?とか最小限に。

これらを質問で引き出していくのです。

「質問」「聴く」「受け入れる」の徹底

コーチングのすべてのステップは、相手を「質問」で引出し、しっかり「聴き」、その内容を「受け入れる」姿勢が不可欠です。
ただ聞くだけではなく、相手の存在や考えを全力で受け止めることが大切です。
ここで色々言いたくなるのが人情ですが、グッとがまんです。
相手は大切な顧客と考え接するのが良いと本書では紹介されています。

相手の「答」を信じる

本書では、「答えは相手の中にある」という考え方が根底にあります。
その「答」が正しいと感じられなくても、相手が自主的に考えることで成長が促されます。
ここが私が思っていたコーチングとの大きな違いだったかも知れません。
私のコーチングのイメージは専門家が専門的なことを教え込むイメージを持っていました。

家庭でも応用可能なコーチングの視点

「子どもの存在に感謝し、共感を伝える」ことは、子どもの成長に欠かせないと理解しました。
子どもと接するときもコーチングの視点が取り入れられそうです。
そして、アドラー心理学を紹介する本「嫌われる勇気」にも通じるところが大きいとも感じました。
嫌われる勇気と本書はセットで読むとより面白いかも知れません。

上司にもコーチングを活用できる

この本を読んでいてここも面白いなと思ったポイントです。
子供や部下へのコーチングはイメージしやすいですよね。
でも、上司に対してもこれができるんです。
これは、アドバイスや指示を出すという私のイメージしていたコーチングでは絶対にできないことでした。
でも、質問して相手の課題を引き出すということであれば、できちゃいますよね。
これができれば、自分の上司ですら成長を促せてします。
なんだか仕事するのが楽しくなりそうです。

まとめと感想:日常にコーチングを活かしたい

この本を読んで、コーチングがもたらす変化の可能性を感じました。
特に子供や部下だけでなく、相手が誰でも応用できる視点は、誰にとっても役立つ知識だと思います。
この本は、「嫌われる勇気」に通じる部分もあり、「嫌われる勇気」で理解しきれていなかった部分を補完してくれました。
職場でも家庭でもすぐに実践できる方法なので、すべての社会人が読むべき本だと感じました。
本書を読むとより具体的なコツややり方がわかります。
コーチングを日常の中に取り入れて、他者の成長を促しつつ、自分もしっかり頼られる。
そんなより良い人間関係を気づいていくヒントになりました。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

では。

-本要約