メカニカルキーボードやHHKBの購入を検討している方の中には、キーボード購入によりタイピング速度向上を期待している方も多いのではないでしょうか。
今回は、そんな疑問の参考になればと思い、ノートパソコンのキーボードと私の愛用しているHHKB(Happy Hacking Keyboard)で入力速度がどれくらい変わるのかを検証してみました。
検証方法
今回の検証には、e-typingというサイトの長文で実験しました。
ノートPC→HHKB→ノートPC→HHKB→ノートPC→HHKBと各3回ずつトライしました。
久しぶりにタイピングにチャレンジしましたが、結構はまりますね。面白いのでやってみてください。
ところで、e-typingのランキングで上位(1位は900点越え)の人たち・・・。すごいですね。
今の自分のスコアが300点くらいなので3倍近くとか。すごい人がいるものです。
ノートPCとHHKBの入力速度の比較
さっそくタイピングスコアを比較してみました。
あれ?ほとんど差がないのでは?
WPMとは、1分間の入力文字数なので、ノートPCとHHKBとの差は1分間に8文字差です。
なので、あんまり作業に影響を与えるような数値ではないですね。
HHKBにしたからと言ってタイピングが著しく早くなるわけではないようです。
HHKBは要らないのか?そんなことはない。
入力速度が変わらないのならわざわざ値段の高いキーボードが必要でしょうか。
もしもタイピング速度を上げることだけが目的ならば、高価なキーボードは不要かもしれません。
しかし、作業効率を上げることが目的ならば、やはり外付けキーボードです。
特にHHKBを推薦します。
確かに、タイピング速度の結果を見ると著しい差はありません。
しかしこの結果は、単純なローマ字入力だけの結果です。
実際のパソコン作業にはカーソル操作、ローマ字入力→日本語変換、入力方式(直接入力⇔かな入力)の切り替えなど、多くのキーボード操作が必要となります。
HHKBとノートPCにはここで大きな差が出てきます。
そのあたりはこちらの記事に書いているので是非読んでみてください。
定量的に示せないのですが、HHKB使用時は10%以上は操作が早い気がしています。
この早い気がするって気持ちが大事ですよね?
連続テストで気づいた疲労感の違い
今回は、ノートPCとHHKBとで順番にe-typingの長文を打ち込みました。
時間を見ると、大体1分ちょっとを連続で入力していることになります。
ここで気づいたのです。ノートPCの後の疲労感に。両方の小指が疲れている。特に左。
理由はたぶん、ノートPCの時は強くキーを入力してしまっているんだと思います。
HHKBは底まで打たなくても入力ができるのですが、ノートPCのパンタグラフ式のキーボードは浅く打っても入力されるようになっているのですが、浅すぎて底まで打ち込んでしまうのです。
でもHHKBは静電容量無接点方式で、気持ちのいい力加減で入力でき、押したのに入力されないないなどが起きないので疲労も少ないのです。
ちなみに私はHHKBの前は、FILCOの黒軸メカニカルキーボードを使っていました。
黒軸のメカニカルキーボードはぬるぬるっと入力できるのですが、反発力が強くて疲労感は半端じゃありませんでした。
でもそれが心地よかったりする不思議な魅力黒軸キーボード。
話がそれてしまいましたが、疲労感の部分でもHHKBはおすすめです。
まとめ
長くなってしまいましたが、今回のまとめです。
高価な外付けキーボードでもタイピング速度が著しくは上昇しない。
けれど、作業効率という点では外付けキーボードの作業性アップは実感できる。
また、疲労感もHHKBは軽減できる。
皆さんもお気に入りのキーボードが見つかりますように。
では、今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。